子宮内膜が子宮の内側以外に出来てしまう病気、子宮内膜症。子宮内膜症は痛みを伴うことでも有名です。
ところがこの子宮内膜症の原因はまだはっきりとはわかっていません。だからこそ確実に有効な治療法というのもわかっていないのですね。ではどんな説が特に強いといえるのでしょうか。
ここでは子宮内膜症の原因となるものをいくつか紹介したいと思います。
まずは卵胞ホルモン説です。子宮内膜の増殖にはエストロゲンと呼ばれるホルモンが関わっているといわれています。エストロゲンの別名は卵胞ホルモンです。
卵胞ホルモンは黄体ホルモンとともに女性の一ヶ月の性周期を支える役割もあるのですが子宮内膜を増殖させる働きもあるとするのがこの説です。実際に証拠はまだ見つかっておらず仮説にとどまっているのが現状です。
次に体腔上皮化生説です。子宮や卵管はミュラー管という組織から出来るものです。胎児の成長過程のうちでミュラー管は性別を決定する役割を持っています。そのミュラー管から出来るもう一つのものが体腔上皮です。
この体腔上皮が子宮内膜を作り出す遺伝子を持っていて、体腔上皮が変化したものが子宮内膜症でできた子宮内膜なのではないかという説があります。
ウサギなどの動物実験では体腔上皮が子宮内膜になり、子宮内膜症の発症が認められました。
ですがこちらもまだ詳しいことはわかっていないのが現状です。
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